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雕虫
ふりがな文庫
“雕虫”の読み方と例文
読み方
割合
ちょうちゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうちゅう
(逆引き)
一面には従来の文章型を根本から破壊した革命家であったが、同時に一面においてはまた極めて神経的な新らしい
雕虫
(
ちょうちゅう
)
の技術家であった。
二葉亭余談
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
一は全く無心の
間事
(
かんじ
)
である。一は
雕虫
(
ちょうちゅう
)
の苦、
推敲
(
すいこう
)
の難、しばしば人をして
長大息
(
ちょうたいそく
)
を漏らさしむるが故である。
十日の菊
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
儒教や武家の教養から文芸を
雕虫
(
ちょうちゅう
)
末技視して軽侮する思想が頭の隅のドコかに
粘
(
へば
)
り着いていて一生文人として終るを何となく物足らなく思わした。
二葉亭追録
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
雕虫(ちょうちゅう)の例文をもっと
(3作品)
見る
雕
漢検1級
部首:⾫
16画
虫
常用漢字
小1
部首:⾍
6画
“雕虫”で始まる語句
雕虫吐鳳
検索の候補
雕虫吐鳳
“雕虫”のふりがなが多い著者
内田魯庵
永井荷風