“ちょうが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
澄賀20.0%
蝶蛾20.0%
超我20.0%
長河20.0%
長賀20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
詑摩たくま法眼ほうげん澄賀ちょうがに仰せて善導和尚の姿を描かせ、後京極殿が銘を書き、安居院の聖覚法印を導師とした、聖覚も同じ病に冒されていたが師の為に進んで祈乞をこらすと善導の絵姿の前に異香が薫じ
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
蝶蛾ちょうが甲虫かぶとむし類のいちばんたくさんにんでいる城山しろやまの中をあちこちと長い日を暮らした。
花物語 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
だが超我ちょうが——一切の我が融合するその超我がないとどうして云えよう。正しい美は個性を越える。このことを想い私はここにも個性を越える協団への要求を抑えることができぬ。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
稜錐塔ピラミッドの空をく所、獅身女スフィンクスの砂を抱く所、長河ちょうが鰐魚がくぎょを蔵する所、二千年の昔妖姫ようきクレオパトラの安図尼アントニイと相擁して、駝鳥だちょう翣箑しょうしょうに軽く玉肌ぎょっきを払える所、は好画題であるまた好詩料である。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
先生はこの調査のためにわざわざ河内国かわちのくにへ出張し、観心寺かんしんじおよび信貴山しぎさん、金剛寺その他楠公に関係ある所へ行って甲冑かっちゅうを調べたのです。また加納夏雄先生と今村長賀ちょうが先生とは太刀たちのことを調べました。