“ちゅうちょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
躊躇99.0%
蹰躇0.9%
躇躊0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老栓はなおも躊躇ちゅうちょしていると、黒い人は提灯を引ッたくってほろを下げ、その中へ饅頭を詰めて老栓の手に渡し、同時に銀貨を引掴ひっつかんで
(新字新仮名) / 魯迅(著)
しかして余はその折も今日もこの評語に団十郎を除きてはの数語を加ふることを蹰躇ちゅうちょせず。
両座の「山門」評 (新字旧仮名) / 三木竹二(著)
いっそ思い切ってその正体を突き留めようと、叔父は蒲団の下に入れてある護身用の匕首あいくちをさぐり出して、身づくろいして立ちかけたが、又すこし躇躊ちゅうちょした。
くろん坊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)