“ちゅうこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
中興41.7%
中耕16.7%
中行8.3%
仲康8.3%
昼行8.3%
紐鉤8.3%
鋳工8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上野介は吉良家の初祖と、中興ちゅうこうの祖と、自分との三つの像をその頃作らせて、此寺ここに納める宿願を立てていた。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
甘藍かんらん中耕ちゅうこう 第五、六組
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
晋では当時はん中行ちゅうこう氏の乱で手を焼いていた。斉・衛の諸国が叛乱者の尻押をするので、容易にらちがあかないのである。
盈虚 (新字新仮名) / 中島敦(著)
譙県しょうけんの生れで、許褚といい、あざな仲康ちゅうこうという者です。これといって今日まで、人に語るほどの経歴は何もありません。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
本所法恩寺橋まえ五百石取り小普請こぶしん入りの旗本鈴川源十郎方の百鬼昼行ちゅうこうぶりはさることながら、いまこれらを挙げてしまっては、それを相手に勢いこんでいる泰軒、栄三郎が力抜けするであろうし
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「そうとも、お針だって料理だって、出来ないものはないよ。俺は、コルセットの紐鉤ちゅうこうに新案さえもっている」
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
いよいよ誓って、彼の勲功を帝に奏し、わざわざ朝廷の鋳工ちゅうこう封侯ほうこうの印をさせた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)