“ちゅうぐらい”の漢字の書き方と例文
語句割合
中位100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大きいおうるどみすがおとよさんといって学校の先生だった。中位ちゅうぐらいのおうるどみすも教師だった。下のミスも先生になりかけていた。お母さんだけが台所をしていた。
夫婦づれで出て来て、国王はただ羅紗ラシャの服を着て居ると云うくらいな事、家も日本で云えば中位ちゅうぐらいの西洋造り、宝物たからものを見せると云うから何かとおもったら、鳥の羽でこしらえた敷物しきものもって来て
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
中位ちゅうぐらいは好かった。大人おとなもそう思ってさえいれば、一生幸福に暮せるのに相違ない。こりゃ初子さんなんぞは殊に拳々服膺けんけんふくようすべき事かも知れませんぜ。辰子さんの方は大丈夫だが——」
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)