“ちばし”の漢字の書き方と例文
語句割合
血走100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私、見たことがありません! 變色した顏——恐ろしい顏でした。ぎよろ/\するあの血走ちばしつた眼と、あの恐ろしい黒ずんだふくれ上つた顏を忘れることが出來たなら!
そして、ふたたび、あかるくなったときに、かれは、血走ちばしって、興奮こうふんしきっていました。
幽霊船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
血走ちばしったまなこあらかみをふりみだして様子ようすは、ても只事ただごととはおもわれないのでした。