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ちのけ
ふりがな文庫
“ちのけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
血気
83.3%
血氣
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
血気
(逆引き)
看護婦が急いで行って、一足の
紅緒
(
べにを
)
の草履を足元にそろへた。お葉は、慄へながら
血気
(
ちのけ
)
のないやうな、白い死んだやうな片足をそっと降した。
青白き夢
(新字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
一つ部屋で、お傍にでも居ましたら、もう、それだけで、
生命
(
いのち
)
も惜しゅうはござりますまい。まして、人間のしいなでも、そこは
血気
(
ちのけ
)
の若い
奴
(
やつ
)
でござります。
怨霊借用
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ちのけ(血気)の例文をもっと
(5作品)
見る
血氣
(逆引き)
致し候に
翌年
(
よくねん
)
三月
安産
(
あんざん
)
せしが其夜の中に
小兒
(
せうに
)
は
相果
(
あひはて
)
娘も
血氣
(
ちのけ
)
上りて是も其夜の
曉
(
あかつき
)
に死去致し候に付き
近邊
(
きんぺん
)
の者共
寄集
(
よりあつま
)
り相談するも
遠國者
(
ゑんごくもの
)
故
菩提所
(
ぼだいしよ
)
も
無
(
なく
)
依て私しの寺へ頼み
葬
(
はう
)
むり遣し候其後お三婆は
狂氣
(
きやうき
)
致し
若君樣
(
わかぎみさま
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ちのけ(血氣)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ちのけ”の意味
《名詞》
血の通っている皮膚の赤い色艶。血色。
感情の高まりのまま行動する盛んな意気。血気。
(出典:Wiktionary)
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けっき
けつき