“だんらく”の漢字の書き方と例文
語句割合
段落100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此団扇をかざして立つた姿勢がい。流石さすが専門家はちがひますね。茲所こゝに気がいたものだ。光線が顔へあたる具合がうまい。かげと日なた段落だんらく確然かつきりして——顔丈でも非常に面白い変化がある
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
棟上むねあげの式も一段落だんらくついて、出入りの者もそろそろ帰りかけた頃である。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
「もう子の刻もとッくにすぎ、裾野すそのいくさも一段落だんらくとなっているわ」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)