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だうてつ
ふりがな文庫
“だうてつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
道哲
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道哲
(逆引き)
實
(
じつ
)
は
土手
(
どて
)
の
道哲
(
だうてつ
)
に
結縁
(
けちえん
)
して
艷福
(
えんぷく
)
を
祈
(
いの
)
らばやと
存
(
ぞん
)
ぜしが、まともに
西日
(
にしび
)
を
受
(
う
)
けたれば、
顏
(
かほ
)
がほてつて
我慢
(
がまん
)
ならず、
土手
(
どて
)
を
行
(
ゆ
)
くこと
纔
(
わづか
)
にして、
日蔭
(
ひかげ
)
の
田町
(
たまち
)
へ
遁
(
に
)
げて
下
(
お
)
りて、さあ、よし。
弥次行
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
他の一筋は堤の尽きるところ、
道哲
(
だうてつ
)
の寺のあるあたりから田町へ下りて馬場へつゞく大通である。電車のない其時分、廓へ通ふ人の最も繁く往復したのは、千束町二三丁目の道であつた。
里の今昔
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
「土手の
道哲
(
だうてつ
)
の眞似事さ——日本
堤
(
づつみ
)
は昔から乞食坊主の多いところだよ」
銭形平次捕物控:174 髷切り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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