“だいじょうぶ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大丈夫100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もう大丈夫だいじょうぶです」とさるはいいました。「人形は盗賊とうぞくどものところにあるにちがいありません。私が行って取りもどしてきましょう」
人形使い (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
と指をかけようとする爪尖つまさきを、あわただしく引込ひっこませるを拍子ひょうしに、たいを引いて、今度は大丈夫だいじょうぶに、背中を土手へ寝るばかり、ばたりと腰をける。
春昼後刻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「お前はだらしがないからねエ」としかりつける母には、「あア、合宿に忘れてきたんだ。もう一度帰ってくる。大丈夫だいじょうぶだよ」
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)