“だいじょうぶ”の漢字の書き方と例文
語句割合
大丈夫100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さっきは、大丈夫だいじょうぶだと思った。話がうますぎた。昨晩、横着おうちゃくをしたのがわるかったのだ。天罰覿面てんばつてきめんである。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
さればその歌に吾妹子の語多きに対してますらをの語多きが如きまた以て彼が堂々たる大丈夫だいじょうぶを以てみずから任じたるを知るに足る。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
何も南朝の歴史に限ったことはない、土地が土地だから、それからそれと変った材料が得られるし、二つや三つの小説の種は大丈夫だいじょうぶ見つかる。
吉野葛 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
「そうか、大抵たいてい大丈夫だいじょうぶだろう。それで赤シャツは人にかくれて、温泉の町の角屋かどやへ行って、芸者と会見するそうだ」
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
兄は弟と違って気長な子供でしたから「大丈夫だいじょうぶ、榎木の実はもう紅くなって居る。」と安心して、ゆっくり構えて出掛けて行きました。
二人の兄弟 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
大丈夫だいじょうぶ。あしたはさっそくたぬきをさそして、ひどい目にわしてやります。しばらくっていらっしゃい。」
かちかち山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
もう大丈夫だいじょうぶ役人やくにんどもは私たちをころしに来たのでもなく、私どものることさえも知らないことがわかったのです。
二人の役人 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
特務曹長「はい大丈夫だいじょうぶであります。後列の方の六人でよく拝見しろ。」(渡す。最後の六人これを受けとり直ちに一箇ずつちぎる。)
饑餓陣営:一幕 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
大丈夫だいじょうぶだよ。もうすぐだよ。」と云うのでした。実際山を歩くことなどは私よりも慶次郎の方がずうっとなれていて上手でした。
(新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
酔うから身体にさわるので、おれのように酔ったためしのない者はいくら飲んでも大丈夫だいじょうぶだ、と彼はいつも言っていました。
正覚坊 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)