“たみこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
民子80.0%
蒼生子20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その自分も注意ちゅういし家のものの話にも注意してみると、花前はかならず一度ぐらいずつ民子をだいてみる。民子たみこもますます花前はなまえ、花前といってへやへあそびにゆく。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
くるひまつはり、からまつて、民子たみこはだおほうたのは、とりながらもこゝろありけむ、民子たみこ雪車そりのあとをしたうて、大空おほぞらわたつてかりであつた。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「そんなら着物を持ってる蒼生子たみこがひとり行くことにしておくか」
去年 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)