“たじま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
但馬91.8%
田島4.9%
対島1.6%
多遲麻1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
意趣喧嘩いしゅげんかをして、高家を斬ったというか。馬鹿なっ、何というたわけ者だ。しかも、勅使登城の目前に不埓ふらち至極しごく但馬たじまを呼べっ』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしそう普遍的ふへんてきにどこにもあるものではない。東京付近では、かの田島たじまの原にたくさん咲くので、そこは天然記念物に指定せられている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
伊豆にも田方たがた対島たじま町大字八幡野やはたのは岡と浜との二つの部落に分れ、その間七町ばかりを隔て二村のごとしと『伊豆志』巻三に見えている。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
同郡対島たじま村大字八幡野やはたのも岡と浜との二部落に分れているのを同じ書には相隔つること七町ばかりにして二村のごとしとある。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
このミマツ彦カヱシネの命は天下をお治めなさいました。次にタギシ彦の命は、血沼ちぬわけ多遲麻たじまの竹の別・葦井あしい稻置いなきの祖先です。天皇は御年四十五歳、御陵は畝傍山のマナゴ谷の上にあります。