“たくはへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
38.9%
貯蓄33.3%
22.2%
貯藏5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そは寺院のたくはへは皆神によりて求むる民の物にて、親戚またはさらにいやしき人々の物ならざればなり 八二—八四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
結局仕事が無ければ貯蓄たくはへのない職人のこととて米櫃の中も空であるのが多いやうな仕儀となつた。
名工出世譚 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
我身は舊に依りて衣食を要するに、平生のたくはへをば病の爲めに用ゐ盡しぬれば、彼死を祕して、いつはりて猶ほ生きたるものゝ如くし、又脂粉を塗りて場に上ることゝなりぬ。
貯藏たくはへ盡きしひとりの農夫、おきいでゝながむるに、野は悉く白ければ、その腰をうちて 七—九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)