“たいだ”の漢字の書き方と例文
カタカナ:タイダ
語句割合
怠惰100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いままでの怠惰たいだからすも、それからはせっせと学校へ通うようになったし、おかげで無事に医師の免状をもらうことも出来て、まあどうやら
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
此の説き樣は、只あたり前の看板のみにて、今日の用に益なく、怠惰たいだに落ち易し。早速さつそく手を下すには、よくを離るゝ處第一なり。
遺教 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
そうして自分じぶん哲人ワイゼかんじている……いや貴方あなたこれはです、哲学てつがくでもなければ、思想しそうでもなし、見解けんかいあえひろいのでもい、怠惰たいだです。自滅じめつです。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)