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たいくつしの
ふりがな文庫
“たいくつしの”の漢字の書き方と例文
語句
割合
退屈凌
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
退屈凌
(逆引き)
すると
塔
(
とう
)
の
中
(
なか
)
から、
何
(
なん
)
とも
言
(
い
)
いようのない、
美
(
うつく
)
しい
歌
(
うた
)
が
聞
(
き
)
こえて
来
(
き
)
たので、
王子
(
おうじ
)
はじっと
立停
(
たちど
)
まって、
聞
(
き
)
いていました。それはラプンツェルが、
退屈凌
(
たいくつしの
)
ぎに、かわいらしい
声
(
こえ
)
で
歌
(
うた
)
っているのでした。
ラプンツェル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
退屈凌
(
たいくつしの
)
ぎに好い相手のできた気になった津田の
舌
(
した
)
には締りがなかった。彼は面白半分いろいろな事を
訊
(
き
)
いた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
医者の許可を得たのだから、普通の人の
退屈凌
(
たいくつしの
)
ぎぐらいなところと見たらよかろうと余は弁解した。医者の許可もさる事だが、友人の許可を得なければいかんと云うのが三山君の
挨拶
(
あいさつ
)
であった。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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