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そらおそ
ふりがな文庫
“そらおそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
空怖
60.0%
空恐
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空怖
(逆引き)
天下の何人たりと知るよしもない
地異人乱
(
ちいじんらん
)
を、未然に知っているということのいかに
空怖
(
そらおそ
)
ろしきものであるかを、さすがにここにいる面々とて、その
眉目
(
びもく
)
なり五体なり、また
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小蝶鮫の
魚汁
(
ウハー
)
に鱈か白子をそえてガツガツやらかし、口直しに魚饅頭か、鯰の肉の入ったパイを食うのだから、その健啖ぶりは
他人
(
ひと
)
ごとながら、まったく以って
空怖
(
そらおそ
)
ろしくなる——こういった連中は
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
そらおそ(空怖)の例文をもっと
(6作品)
見る
空恐
(逆引き)
自分のひそかな念願が、思いもかけず
早速
(
さっそく
)
かなうことになったので、わたしは
嬉
(
うれ
)
しくもあれば
空恐
(
そらおそ
)
ろしくもあった。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
が、一
方
(
ぽう
)
にかくうれしさがこみあぐると
同時
(
どうじ
)
に、
他方
(
たほう
)
には
何
(
なに
)
やら
空恐
(
そらおそ
)
ろしいような
感
(
かん
)
じが
強
(
つよ
)
く
胸
(
むね
)
を
打
(
う
)
つのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そらおそ(空恐)の例文をもっと
(4作品)
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