“そじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
俎上61.9%
爼上23.8%
遡上9.5%
溯上4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴殿の態度は俎上そじょうの鯉、尾鰭おひれをたたんで静まったというもの。勇士でなければとても出来ない。……なんと方々そうではないか
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
すべて家康の四となり、家康と通じる者のみゃくを断って、その後、爼上そじょうに料理すべき大魚たいぎょながら——彼は網を南へ打ち、北へ打ち、おもむろに重点のものを
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
昭和四年四月八日 渡月橋とげつきょうの上手より舟をやとひて遡上そじょう
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
江南の富強と士馬精鋭を蓄えて常に溯上そじょうを計るもの建業(現今の南京)の呉侯孫権だった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)