“そこびか”の漢字の書き方と例文
語句割合
底光100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこにもここにも底光そこびかりがある、低くて暗いのは必ずしも浅くて安っぽい意味でない、というような感じも幾分か出て来て、そうしておもむろに間毎まごとふすまや天井などについて説明を求めてみると
と、忍剣にんけん龍太郎りゅうたろうは、底光そこびかりのする眼光をいよいよぎすましている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「このかねなかには、ひすいがかしんであるというはなしだが、あおいろが、なんとなく底光そこびかりがしてえるな。」と、旅人たびびとは、こわれかけた鐘楼しょうろうにたどりいたときに
ひすいを愛された妃 (新字新仮名) / 小川未明(著)