“せんぞ”の漢字の書き方と例文
語句割合
先祖100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひらいてみらるゝに小判にて金百兩あり大岡殿心中にはなはだ感じられ是は全く由緒ゆゐしよある武士なり兎角零落に及んでも萬一の時のためにと先祖せんぞの意を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
こういう日の食物は、まず神々にそなえ、先祖せんぞれいにすすめ、それと同じ物をわれも人も、ともどもに食べるから、ことに楽しかったのである。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
百年ばかりまえに、リビア人の帆船はんせんからマルメーに上陸じょうりくした、あわれな移住いじゅうネズミの夫婦ふうふがその先祖せんぞになっているのです。