“せんかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
詮方98.7%
爲方1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下女詮方せんかたなさにその火を羊の脊に置くと羊熱くなりて狂い廻り、村に火を付け人多く殺し山へ延焼して山中のさる五百疋ことごとく死んだ。
も連れて共に行かんと云いたるに《そ》は足手纏いなりとて聞入るゝ様子なければ詮方せんかたなく寧児を残す事とし母にも告げず仕度を
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
願ふ而已のみなりと云ければ五兵衞は殆んど爲方せんかたなくあらば取揃とりそろへて御返し申すべしと云ふに半四郎夫れは云ふまでもなし急度きつと返さば其儘そのまゝもし今日中に返さざるに於ては又候訴へんと嚴敷きびしく云ふゆゑ五兵衞は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)