“シカタ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:しかた
語句割合
為方60.0%
爲方40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこへ無闇に、聯想の赴く儘に任して材料を集めてをれば、牽強附会になるので、訣らない限りは放つて置くより為方シカタがないですから、放つて置いたのですけれども、どうも関係がありさうです。
国語と民俗学 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其は、別の何かの為方シカタで、防ぐ外はなかつた。祭りの夜でなくても、村なかの男は何の憚りなく、垣を踏み越えて処女の蔀戸シトミをほと/\と叩く。石城シキを囲うた村には、そんなことは、一切なかつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其は、別の何かの爲方シカタで、防ぐ外はなかつた。祭りの夜でなくても、村なかの男は何の憚りなく、垣を踏み越えて處女の蔀戸シトミをほと/\と叩く。石城シキカコうた村には、そんなことは、一切なかつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
其は、別の何かの爲方シカタで、防ぐ外はなかつた。祭りの夜でなくても、村なかの男は何の憚りなく、垣を踏み越えて處女の蔀戸シトミをほと/\と叩く。石城シキカコうた村には、そんなことは、一切なかつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)