“ずうたい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
図体93.8%
肥体3.1%
身体3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
英夫を見くびって躍りかかって来た相手だけに、背負投はあざやかにきまって趙のこうしのような図体ずうたいは、もんどりうってはげしく鉄板の上を叩き
秘境の日輪旗 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
こう三人と言うもの附着くッついたのでは、第一わしがこの肥体ずうたいじゃ。お暑さがたまらんわい。衣服きものをお脱ぎなさって。……ささ、それが早い。
二、三羽――十二、三羽 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
物乞ものごいをするために急に三味線をき初めたものと見えて、年は十五、六にもなるらしい大きな身体ずうたいをしながら
伝通院 (新字新仮名) / 永井荷風(著)