“すがぬま”の漢字の書き方と例文
語句割合
菅沼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平岡も、代助の様に、よく菅沼すがぬまうちあそびにた。あるときは二人ふたりつて、た事もある。さうして、代助と前後して、三千代みちよと懇意になつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
四人よつたりは此関係で約二年やくにねん足らずごした。すると菅沼すがぬまの卒業するとしはる菅沼すがぬまはゝと云ふのが、田舎いなかからあそびにて、しばらく清水しみづ町にとまつてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
その頃、代助の学友に菅沼すがぬまと云うのがあって、代助とも平岡とも、親しく附合っていた。三千代はそのいもとである。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)