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じんりつ
ふりがな文庫
“じんりつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
人立
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人立
(逆引き)
大学の廊下を
人立
(
じんりつ
)
して、のさのさと
推寄
(
おしよ
)
せた伝吾が、小使に導かれて、生理学教室の
扉
(
ドア
)
に臨んだ時、
呀
(
や
)
、恋の
敵
(
かたき
)
の葛木は、
籐
(
とう
)
の
肱
(
ひじ
)
つき椅子に柔く腕を投げて、仰向けに長くなって
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
山も、空も氷を
透
(
とお
)
すごとく澄みきって、松の葉、枯木の
閃
(
きらめ
)
くばかり、
晃々
(
きらきら
)
と
陽
(
ひ
)
がさしつつ、それで、ちらちらと白いものが飛んで、奥山に、熊が
人立
(
じんりつ
)
して、針を
噴
(
ふ
)
くような雪であった。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
喚
(
わめ
)
くや否や、狼のように
人立
(
じんりつ
)
して、
引包
(
ひッつつ
)
んで
飛
(
とび
)
かかった。
河伯令嬢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
じんりつ(人立)の例文をもっと
(3作品)
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