“じんぐう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
神功86.7%
神宮13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
土地の名木神功じんぐう皇后の船留ふなどめ松の根に、埋めてあったのを掘り出した。これに水を盛って飲ませると、疫病その他を治するの効があるといった。
雪国の春 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
神功じんぐう皇后さまが、三韓さんかんへご渡海なされた折に、八十そうみつもののうちの第一のみつぎ物がこれじゃといういい伝えじゃが」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
天皇はその女の言うとおりになすって、ご無事に大和やまとへおはいりになり、石上いそのかみ神宮じんぐうへお着きになって、仮にそこへおとどまりになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
また鳥取ととり河上かわかみの宮においでになつて大刀一千ふりをお作りになつて、これを石上いそのかみ神宮じんぐうにおおさめなさいました。そこでその宮においでになつて河上部をお定めになりました。