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じゆりようよし
ふりがな文庫
“じゆりようよし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
寿陵余子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寿陵余子
(逆引き)
何ぞ
若
(
し
)
かん、俗に混じて、しかも
自
(
みづか
)
ら俗ならざるには。
籬
(
まがき
)
に菊有り。
琴
(
こと
)
に
絃
(
げん
)
無し。
南山
(
なんざん
)
見
来
(
きた
)
れば常に悠々。
寿陵余子
(
じゆりようよし
)
文を
陋屋
(
ろうをく
)
に売る。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
寿陵余子
(
じゆりようよし
)
雑誌「
人間
(
にんげん
)
」の為に、
骨董羹
(
こつとうかん
)
を書く事既に三回。東西
古今
(
ここん
)
の雑書を引いて、
衒学
(
げんがく
)
の気焔を挙ぐる事、
恰
(
あたか
)
もマクベス曲中の
妖婆
(
えうば
)
の
鍋
(
なべ
)
に類せんとす。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
僕はこの本を手にしたまま、ふといつかペン・ネエムに用ひた「
寿陵余子
(
じゆりようよし
)
」と云ふ言葉を思ひ出した。
歯車
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
詩の
佳否
(
かひ
)
は暫く云はず、明治二十六年の昔、既に文壇ドストエフスキイを云々するものありしを思へば、この数首の詩に対して破顔一番するを禁じ難きもの、何ぞ独り
寿陵余子
(
じゆりようよし
)
のみならん。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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