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じゃくちゅう
ふりがな文庫
“じゃくちゅう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
若冲
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若冲
(逆引き)
床柱
(
とこばしら
)
に
懸
(
か
)
けたる
払子
(
ほっす
)
の先には
焚
(
た
)
き残る
香
(
こう
)
の煙りが
染
(
し
)
み込んで、軸は
若冲
(
じゃくちゅう
)
の
蘆雁
(
ろがん
)
と見える。
雁
(
かり
)
の数は七十三羽、
蘆
(
あし
)
は
固
(
もと
)
より数えがたい。
一夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その男はこの間参考品として美術協会に出た
若冲
(
じゃくちゅう
)
の
御物
(
ぎょぶつ
)
を大変に
嬉
(
うれ
)
しがって、その評論をどこかの雑誌に載せるとかいう
噂
(
うわさ
)
であった。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
床
(
とこ
)
にかかっている
若冲
(
じゃくちゅう
)
の鶴の図が目につく。これは
商売柄
(
しょうばいがら
)
だけに、部屋に
這入
(
はい
)
った時、すでに
逸品
(
いっぴん
)
と認めた。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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