“じじばば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
爺婆78.6%
爺姥7.1%
爺媼7.1%
爺嫗7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それも小児こども爺婆じじばばならまだしも、取って十九という妙齢としごろの娘の事でございますから。
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
つまらねえことを父爺ちゃんいうもんじゃあねえ、山ン中の爺婆じじばばでも塩したのを食べるッてよ。
三尺角 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
他日功成り名遂げて小生も浪さんも白髪しらが爺姥じじばばになる時は、あにただヨットのみならんや、五千トンぐらいの汽船を一艘いっそうこしらえ、小生が船長となって、子供や孫を乗組員として世界週航を企て申すべく候。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
親たちはたいていズズダマとっていたようだが、私などは寺詣てらまいりの爺媼じじばばの手首にける数珠じゅずと同じものと思って、みなはっきりとジュズダマと呼んでいた。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
とある家にて百万遍の念仏会を催し、爺嫗じじばば打交りて大なる珠数を繰りながら名号唱えたる、特に声さえ沸ゆるかと聞えたり。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)