“しんけいすいじゃく”の漢字の書き方と例文
語句割合
神経衰弱100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、運転手うんてんしゅは、このごろ、神経衰弱しんけいすいじゃくにかかっていたということもつけくわえて報道ほうどうしました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
よし分ってもおれの事を天麩羅と云ったんじゃありません、団子と申したのじゃありません、それは先生が神経衰弱しんけいすいじゃくだから、ひがんで、そう聞くんだぐらい云うにまってる。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
過度かど労働ろうどうでみんな神経衰弱しんけいすいじゃくにかかっているのではないかといううたがいをこしていました。
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
その上私は神経衰弱しんけいすいじゃくに罹りました。最後に下らない創作などを雑誌にせなければならない仕儀しぎおちいりました。いろいろの事情で、私は私のくわだてた事業を半途はんとで中止してしまいました。
私の個人主義 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それをひとは、気候きこう関係かんけいで、また神経衰弱しんけいすいじゃくにかかったからではなかろうかというような解釈かいしゃくをしたひとがありましたが、実際じっさいにおいて、づくひとづかないひととの相違そういがあるということに
白い影 (新字新仮名) / 小川未明(著)