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しわがれごえ
ふりがな文庫
“しわがれごえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
嗄声
38.5%
皺枯声
38.5%
皺嗄声
23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嗄声
(逆引き)
理髪所
(
とこや
)
の裏が百姓
家
(
や
)
で、牛のうなる声が往来まで聞こえる、酒屋の
隣家
(
となり
)
が
納豆売
(
なっとううり
)
の老爺の住家で、毎朝早く
納豆
(
なっとう
)
納豆と
嗄声
(
しわがれごえ
)
で呼んで都のほうへ向かって出かける。
武蔵野
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
しわがれごえ(嗄声)の例文をもっと
(5作品)
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皺枯声
(逆引き)
と宗山が二階で
喚
(
わめ
)
いた。
皺枯声
(
しわがれごえ
)
が、風でぱっと耳に当ると、三四人立騒ぐ女の中から、すっと美しく姿を抜いて、格子を開けた
門口
(
かどぐち
)
で、しっかり
掴
(
つか
)
まる。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しわがれごえ(皺枯声)の例文をもっと
(5作品)
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皺嗄声
(逆引き)
部屋の方からは暫くは何の物音も聞えて来なかったが、やがてピッシャリと障子をしめる音がして「百合枝さん、だれかに感づかれる様なことはしまいね」男の太い
皺嗄声
(
しわがれごえ
)
が聞えた。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
しわがれごえ(皺嗄声)の例文をもっと
(3作品)
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