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嗄声
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しわがれごえ
ふりがな文庫
“
嗄声
(
しわがれごえ
)” の例文
旧字:
嗄聲
今日もその為に
態
(
わざ
)
と残してあった隅っこの椅子に一人離れて腰かけて、暫く黙って一同の会話を聞いていたが、突然太い
嗄声
(
しわがれごえ
)
で喋り出した。
悪霊
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
理髪所
(
とこや
)
の裏が百姓
家
(
や
)
で、牛のうなる声が往来まで聞こえる、酒屋の
隣家
(
となり
)
が
納豆売
(
なっとううり
)
の老爺の住家で、毎朝早く
納豆
(
なっとう
)
納豆と
嗄声
(
しわがれごえ
)
で呼んで都のほうへ向かって出かける。
武蔵野
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
嗄声
(
しわがれごえ
)
現代語訳 平家物語:06 第六巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
それは一種
名状
(
めいじょう
)
し
難
(
がた
)
い、浪花節語りの様な
嗄声
(
しわがれごえ
)
であった。そいつが、どこにいるのかは、ちょっと見当がつかなかった。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
若者は口にメガフォンを当てて、
嗄声
(
しわがれごえ
)
をふりしぼり、夢中になって客寄せの
口上
(
こうじょう
)
を呶鳴っている。
悪魔の紋章
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
▼ もっと見る
すると、中からドアが細目に開いて、鬚もじゃの顔がチラッと覗いたが、低い
嗄声
(
しわがれごえ
)
で
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
嗄
漢検1級
部首:⼝
13画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“嗄”で始まる語句
嗄
嗄枯
嗄々
嗄聲