“しょどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
諸道33.3%
諸洞16.7%
初同16.7%
書堂16.7%
諸堂16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諸国しょこく諸道しょどうからここに雲集うんしゅうした人々は、あすの日を待ちかまえて、空を気にしたり、足ごしらえの用意よういをしたり、またはその日の予想よそう往年おうねんの思い出ばなしなどで、どこの宿屋やどやもすしづめのさわぎ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
西洱河せいじがに残してある諸洞しょどうの軍勢の中へ逃げ込もうとすると、その味方もほとんど蹴ちらされて、後には蜀の馬岱軍が入れ代っている。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まわりにいた諸洞しょどうの蛮将たちは、何か口々に騒いで、孟獲を抱きとめ、董荼奴のために、あいを乞うことしきりであった。だが
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一声いっせい、サシ、下歌さげうた上歌あげうた初同しょどう、サシクセ、ロンギ、笛の舞、切りというような演出の順序とかいうものが、舞、謡
能とは何か (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「お休み所は、書堂しょどうにしておきました」
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
堂伽藍どうがらん支院しいん諸堂しょどう残らずをくまなく尋ねたが似通った年頃の詣で女はおびただしくさ迷っていても、さき程のあの怪しき女程のウブ毛も悩ましい逸品は、ひとりもいないのです。