“しょしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
初心80.0%
初診6.7%
所信6.7%
胥臣6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの“鑁阿寺ばんなじの置文”は、彼の初心しょしんを目ざめさせたものであったが、鎌倉在住このかたの頼朝崇拝は、いよいよその大望の抱卵ほうらんに、翼やらくちばしなどの
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「だれだ? 初診しょしんのものか。」と、院長いんちょうは、ひからしました。
三月の空の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
実に見る人が見れば、何人だれの行為についても、一大決心をもってするもので、自己の所信しょしん、自己の意志を貫徹することの容易ならぬことが察せらる。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
この謀ずっと古くよりあったしるしは『左伝』に城濮じょうぼくの戦に晋の胥臣しょしん虎皮を馬にかぶせて敵の軍馬を驚かし大勝したとある。