“しょうみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
正味78.6%
賞味14.3%
正身7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分の悪い事をおおやけにするは余り面白くもないが、正味しょうみを言わねば事実談にならぬから、ト通り幼少以来の飲酒の歴史を語りましょう。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
二三度誘ったが、こりゃ駄目だと思った。そのままで賞味しょうみしてしまう手段はあったが、それでは充分美味おいしくいただけない。そう悟ったので、僕は一夜脳髄をしぼって、最も科学的な方法を案出した。
恐しき通夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その肉の周囲まわりには筋やあぶらがありますから丁寧ていねいに切捨てて正身しょうみばかりにします。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)