“しょうさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
少佐40.0%
証左40.0%
紹佐10.0%
證左10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さあ、おまえさんとわたし今日きょうからかたきどうしになったのだ。わたしはこんなにいぼれていても少佐しょうさだから、わたしくびってゆけば、あなたは出世しゅっせができる。だからころしてください。
野ばら (新字新仮名) / 小川未明(著)
彼女はこの時夫の面上に現われた表情の一部分から、或物を疑っても差支さしつかえないという証左しょうさを、永く心のうちつかんだ。しかしそれは秘密であった。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
客のひとり油屋紹佐しょうさは、一同になり代って、茶もいただきたいが、それ以上、あなたの今夜の境遇が、実に案じられる。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
最も多く此れを愛用した證左しょうさにはなると思う。