“しびょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仔苗33.3%
死病33.3%
祠廟33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このユリの特徴とくちょう葉腋ようえき珠芽しゅがが生ずることである。これが地に落ちれば、そこに仔苗しびょうが生ずるから繁殖はんしょくさすには都合つごうがよい。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
鱗茎りんけい鱗片りんぺんもきわめて少なく、花が咲くとその鱗茎りんけい腐死ふしし、その側に一、二の仔苗しびょうを残すにすぎない特状がある。この属のもの日本に二種、一はウバユリ、二はオオウバユリである。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
死病しびょうの勢で初めて思うことが言える。わしはあれの今までが可哀そうでなりません。鳥のまさに死なんとするその鳴くやかなし。人の死なんとするその言や善し」
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
また山川の神をことごとく日本に送り倭賊をとりこにすべしなど宣言したので、愚民ども城隍じょうこう祠廟しびょうの神をて去り、伊金を仏ごとく敬い福利を祈る、無頼の徒その弟子と称しあいたぶらかし