“しびやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
疵病50.0%
死病50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「文章は無䨇也」の一句は茶山が傾倒の情を言ひ尽してゐる。傾倒の情いよ/\深くして、其疵病しびやうあきたらぬ感も愈切ならざるを得ない。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
是は自叙体で、習作めいた叙法が用ゐてある。そして全くモラルが無い。反面より言へば、モオパツサンがトルストイに指擿せられたやうな疵病しびやうがある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
ハツ/\いえもう貴方あなた、年が年ですから死病しびやうなんでせう。金「おまへさん其様そんな気の弱い事をつちやアいけませぬ、いし獅噛附しがみついてもなほらうと了簡れうけんなくツちやアいけませぬよ。 ...
黄金餅 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)