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しづけ
ふりがな文庫
“しづけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
静
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
静
(逆引き)
停車場に附属する処の二三の家屋の
外
(
ほか
)
人間に縁ある者は何も無い。長く響いた気笛が森林に反響して脈々として遠く消え
去
(
う
)
せた時、
寂然
(
せきぜん
)
として言ふ可からざる
静
(
しづけ
)
さに此孤島は還つた。
空知川の岸辺
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
近
(
ちかづ
)
けば木蔭の噴水より水の滴る
響
(
ひゞき
)
、
静
(
しづけ
)
き夜に恰も人の
啜
(
すゝ
)
り泣くが如くなるを聞き付け、其のほとりのベンチに腰掛け、水の面に燈影の動き砕くるさまを見入りて、独り湧出る空想に耽り候。
夜あるき
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
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