“しずけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
80.0%
静閑20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しずけさはそれさへもいと遠く思はるゝまでしずけさに
そうして怕しいしずけさは室内にあふれはじめた。
あめんちあ (新字新仮名) / 富ノ沢麟太郎(著)
けれどもまたそれだけに一層、碌に泊客もないらしいこの宿屋の一室には物寂しい、しみじみとした静閑しずけさがみちていました……と、僕はふと耳を澄ましました。
象牙の牌 (新字新仮名) / 渡辺温(著)