“さゞえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
栄螺44.4%
榮螺22.2%
蠑螺22.2%
青螺11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といいながらびんの毛を一本/\引抜く、仙太郎も栄螺さゞえのような拳骨を固めポカ/\殴り
申ぞと云ながら榮螺さゞえのごときこぶし振上ふりあげとびかゝつて彌助を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
空想くうさう蠑螺さゞえから
寂寞 (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
青螺さゞえが殼中に收縮して愉快安堵なりと思ひ、其安心の最中に忽ち殼外の喧嘩異常なるを聞き、竊に頭を伸ばして四方を窺へば、豈計らんや身は既に其殼と共に魚市の俎上に在りと云ふことあり。
帝室論 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)