“さゞゑ”の漢字の書き方と例文
語句割合
榮螺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
強い、若い、とは言へひきつけるやうに美しい女同志が、赤い脛巾はゞきを當てゝ、吾儕の側を勇ましさうに漕いで通つた。それは榮螺さゞゑを取りに行つて歸つて來た舟だつた。
伊豆の旅 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)