“さんらく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山楽60.0%
惨落20.0%
散落10.0%
参洛10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永徳の時代、友松ゆうしょうのあったことも記憶すべきだが、その子に山楽さんらくの出でたことこそ忘れてはなりませんよ。
大菩薩峠:31 勿来の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「この上海シャンハイでは、弗は依然として惨落さんらくの一途を辿たどっているよ。今日の相場では……」
花下かかにある五萼片がくへん宿存しゅくそんして花後かごに残り、八へんないし多片の花弁かべんははじめうちかかえ込み、まもなく開き、かおりを放って花後に散落さんらくする。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
がく元来がんらい、八へんよりなっているが、しかしその外側の小さき四片は早く散落さんらくし、内側の四片が残って花弁状をていし、卵状披針形らんじょうひしんけいをなしてとが平開へいかいしている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)