“さんぷう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
杉風70.0%
惨風30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或は又ウイリアム・モリスのやうに、ペエトロン杉風さんぷうとも相談の上に、Typography に新意を出したかも知れぬ。
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
其角きかく風雪らんせつ去来きよらい丈草ぢやうさう野坡やば杉風さんぷう北枝ほくし凡兆ぼんてう支考しかう……」
と指さされて、食に困り、宿に迷い、浮世の悲雨惨風さんぷうにたたかれ通して、みじめな彷徨さまよいを続けたのち流れ流れて、元の江戸へめぐり帰って来たやつれた姿が、歳晩のちまたに見出されます。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)