“さんじゅつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
算術100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれは道夫をよろこばせ、つ愉快に勉強させてやろうと思って、これを買って来たんだ。これ一名いちめい親心おやごころのレコードという。道夫、さあ、かけてごらん。「算術さんじゅつの歌」というラベルの方だよ。
新学期行進曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
くる学校がっこうへいってからも算術さんじゅつ時間じかんになるのがにかかってひかじょうにみんながあそんでいるときでも、長吉ちょうきちひとりふさいでいました。
残された日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
(もう算術さんじゅつだっていっこうひどくない。字だって上手じょうずに書ける。算術帳とだって国語帳とだって雑作ぞうさなく書ける)
みじかい木ぺん (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)