“さそふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
誘引100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
誘引さそふ雪風の身に染々と冷るに何此眞夜中まよなかの大雪にばん建部たてべの計りし事ゆゑ首尾能しゆびよく御屋敷おやしきのがれ出給ふ共自然と途中にて凍えは爲給したまはぬかさぞや夜道は御難儀ならんと老の心のやるせなく女房にむかひコレお時やアヽ何も己は御二人樣の事が案事あんじられてならぬ今夜も彼是もう今に寅刻なゝつなれば今迄沙汰のないは萬一ひよつと渠等かれらが仕そんじは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)