“さうしゆん”の漢字の書き方と例文
語句割合
早春100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞし、四時しじつねにあるにあらず、としくれあられけて、早春さうしゆん御馳走ごちそうなり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
葺たる上に算木さんぎといふ物をつくそへ石をおきおもしとし風をふせぐ便たよりとす。これゆゑに雪をほりのくるといへどもつくすことならず、その雪のうへに早春さうしゆんの雪ふりつもりてこほるゆゑ屋根のやぶれをしらず。
葺たる上に算木さんぎといふ物をつくそへ石をおきおもしとし風をふせぐ便たよりとす。これゆゑに雪をほりのくるといへどもつくすことならず、その雪のうへに早春さうしゆんの雪ふりつもりてこほるゆゑ屋根のやぶれをしらず。