“さいばい”の漢字の書き方と例文
語句割合
栽培100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の庭園には多少の草花を栽培さいばいして置く。花の盛季さかりは、大抵農繁の季節に相当するので、悠々ゆうゆうと花見の案内する気にもなれず、無論見に来る者も無い。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
なほ、珈琲こーひー椰子やし護謨樹ごむじゆ船材せんざいにする麻栗等ちーくなど非常ひじよう有用ゆうよう大抵たいていこのたい栽培さいばいすることが出來できます。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
ただ余が先生について得た最後の報知は、先生がとうとう学校をやめてしまって、市外の高台たかだいきょぼくしつつ、果樹の栽培さいばい余念よねんがないらしいという事であった。