“ごゑかう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御囘向50.0%
御回向50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日こんにち墓参はかまゐりにまゐりました、これはほんの心ばかりでございますが、どうか先代多助せんだいたすけ御囘向ごゑかうを願ひたいものでございます
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
といふのは梅廼屋うめのや落語社会らくごしやくわい寄合茶屋よりあひぢややでございますから……「有難ありがたうございます、どうか御囘向ごゑかうを願ひます、また参詣おまゐりいたします」とつて
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
「あなたが塩原多助しほばらたすけ御縁類ごえんるゐかたでございますか、愚僧ぐそう当住たうぢうで……只今たゞいま御囘向ごゑかうを……」
塩原多助旅日記 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
殘し置其中金二百兩は下女下男五人へ旦那の紀念かたみなれば何迄いつまでも御恩を忘れず御回向ごゑかう申せと云ひ聞せて配分はいぶんしければ皆々なみだながらに押戴おしいたゞ散々ちり/″\にこそ出行けれ夫より先に忠八は喜内の死骸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)