“こゝろおぼ”の漢字の書き方と例文
語句割合
心覺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雖然けれども心覺こゝろおぼえで足許あしもと覺束おぼつかなさに、さむければとて、三尺さんじやく前結まへむすびにたゞくばかりにしたればとて、ばた/\駈出かけだすなんどおもひもらない。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
のこらず呼出よびいだされければ紙屑買共は不測ふしぎに思ひ中には少しづつ内證物ないしようものなど買し心覺こゝろおぼえのある者は思ひすごしよりにはか逃亡かけおち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)