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こちく
ふりがな文庫
“こちく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小竹
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小竹
(逆引き)
疳
(
かん
)
のつよい、そのくせ体のひよわい
小竹
(
こちく
)
は、泣きぬいていたが、やっと
藁
(
わら
)
ぶとんの中で、乳を離れかけた。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
達者に——というべき後も、
喉
(
のど
)
につまって、それしか出なかった。母は神棚の前へ、背を曲げていた。泣きだした
小竹
(
こちく
)
を抱いて、おつみは外へ追いかけて出て来た。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
秀吉の弟、あの中村の
茅屋
(
あばらや
)
で、よくピイピイ泣いていた弟の
小竹
(
こちく
)
は、いまはすでに、立派な武将となって、
羽柴
(
はしば
)
小一郎
秀長
(
ひでなが
)
と名のり、そのかたわらに業を
援
(
たす
)
けていた。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「あしたから、おらが
負
(
おぶ
)
ってやろうね。ええ
小竹
(
こちく
)
や小竹や」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それから義弟の
小竹
(
こちく
)
と、末の
義妹
(
いもうと
)
とであった。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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